男女の喧嘩|どこからが暴力? 喧嘩とDVモラハラの線引きとは
恋人と喧嘩したこと、ありますか? いくら好き同士でも、所詮は他人なので喧嘩をしてしまうこともあるでしょう。
しかし、男女の喧嘩となると、その力の差は歴然。そんなつもりがなくても、男性の力の強さや声の低さは、女性に恐怖を与えることもあります。
心当たりのある男性は、喧嘩によって女性が恐怖を感じ別れを決意してしまう前に、感情を抑えられないときの対処法を身に付けておきましょう。
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目次
【男女の喧嘩】暴力とケンカの線引きとは
ここでは先ず、男女の喧嘩の場合、一体どこまでが喧嘩でどこからが暴力になるのか?その線引きをお教えします。
言い争いの中で声を荒げるのはただの喧嘩
お互いの感情をぶつけ合っている中で、つい声を荒げてしまうのは男女ともにあり得ることです。女性側も言い返している場合は、モラハラやDVではなくただの喧嘩だと言えるでしょう。
暴言を吐いたり物を投げつけるのはNG
言い争いの中で相手の人格を否定するような暴言を吐いたり、怒りのあまり物を投げつけたりするのはモラハラやDVに値します。もちろん、手をあげるのも絶対にNGです。
喧嘩ではなく暴力……DVやモラハラの定義とは
暴力というと、蹴ったり殴ったりといった身体的な暴力を想像するかもしれませんが、実は身体的以外にも精神的に追い詰められていくものもあります。
DVの定義
「DV」は、配偶者や恋人など親密な関係にある、またはあった者から振るわれる暴力のことを言います。DVには身体的暴力だけでなく、精神的、経済的、性的などあらゆる種類の暴力が含まれます。
モラハラの定義
モラハラは「モラルハラスメント」の略で、精神的な暴力、言葉や態度による嫌がらせのことを言い、DVの一種になります。
ちょっとしたことで怒鳴ったり、人格否定をするような暴言を吐いたり、脅したり、存在を無視したりすることが当てはまります。また、被害者側はモラハラの被害にあっていることに気づきにくいという特徴があります。
DVやモラハラをしてしまう男性心理
愛しているパートナーをなぜ傷つけてしまうのか? ここでは、DVやモラハラをしてしまう男性心理を紹介します。
自己愛が強い
DVやモラハラをする男性には、自己愛が強く自分の欲求を中心に考えている人が多いです。相手には自分と同等の権利がないと思っているため、自分の言うことを聞くのが当たり前だと考えています。
自分の思うように相手に動いてほしい、自分を優先して生活して欲しいと考え、思い通りにいかないと怒りをぶつけます。
プライドが高い
DVやモラハラをする男性は、非常にプライドが高く自分の言っていることが絶対に正しいと考えています。
「女性は男性をたて、従うべき」だと考えているため、女性側が意見を主張したりするとあからさまに機嫌が悪くなります。
外面がいい
DVやモラハラをする男性は外面が良く、周囲からは良い人だと思われている人が多いです。しかし、周囲には負の感情を押し殺して、穏やかな人柄を演じているだけなので、ストレスが溜まっていきます。
そのストレスを、気を許している恋人や配偶者に対して発散する人が多いです。
愛情に飢えている
親からの愛情不足で育った人は、大人になってから恋人や配偶者に対して母親のような愛情を求めます。幼少期の思い込みやトラウマを重ね合わせ、「どうしてもっと愛情を注いでくれないんだ」と感情的になってしまいます。
また、DVやモラハラを愛情表現だと勘違いしており、相手は自分がいないと何もできないという思い込みから、自分に服従させようとします。
喧嘩で女性が男性に恐怖を感じる瞬間
「自分は大丈夫」と思っていても、実は女性を怖がらせてしまっているかもしれません。ここでは、男性との喧嘩で女性が恐怖を感じる瞬間について調査しました。
大きく低い声で怒鳴る
男性の声は低いため、怒鳴るだけでも迫力があり、女性はびっくりしてしまいます。一方的に大声で怒鳴り散らしたり、何を言っているか分からないくらい罵倒したりすると女性は恐怖を感じます。
もし、女性側も感情的になっていて冷静に話し合いができない状態なら、いったん感情が収まるまで同じ空間にいないほうがいいかもしれません。
物に当たる
喧嘩をして感情的になると、物を壊す男性も少なくありません。男の力を見せつけて「ビビらせたい」という人もいるでしょう。
陶器やガラスなど割れ物を投げたり、ドアを蹴って破壊したり…。激昂状態で物に当たられると、女性はその勢いで手を出されるかもしれないと感じてしまいます。
黙れと口を押さえつける
口論の末、言い返せなくなった彼から「黙れ」と口を押さえつけられたという女性もいます。手を上げていないにしても、男性の力で押さえつけられれば、女性は振りほどくこともできません。
命の危機や恐怖を感じますし、こういう人はいずれ手を出すだろうと思われるでしょう。
寒空の中に放り出される
ドライブ中に喧嘩になり、途中で車から降ろされたり、家の中から外に閉め出されたりした経験がある女性もいます。
この場合は、外に放り出された女性が事件に巻き込まれる可能性や、真冬の場合は凍死してしまう可能性もあります。
どれだけ感情的になったとしても、相手の命に関わるようなことを絶対にしてはいけません。
暴力とケンカの線引きまとめ
いかがでしたか?
女性は直接暴力を振るわれていなくても、暴力を連想させる行動には恐怖を感じます。
もし女性と喧嘩になって、怒りが抑えられそうになければ、いったん外に出て頭を冷やしましょう。
愛する人に恐怖を与えるくらいなら、ちょっとフラフラと街を歩いて、心を落ち着かせると理性も戻ってくるはずです。
何より、その喧嘩が原因で愛想をつかれて大切な彼女を失ってしまった……ということのないよう、乱暴な言動には日頃からご注意ください。