謙虚な人こそ強い人。人間の器が大きい人の特徴と仕事で成功するコツ
ビジネスで成功したい男性が目指すべきものは「仕事の処理能力の高さ」だけではありません。
成功者というのは、周りから認められる人のことを言い、どんなに仕事を頑張っても周りの人から評価されなければ成功者にはなれません。
また、周りの人に認められると同時に「人間の器の大きさ」というのも非常に重要です。今回は、「人間の器の大きさ」について、その重要性や特徴をご紹介します。
【PR】
目次
人間の器が大きい男性とは
よく「器が大きい」「度量が大きい」と言いますが、そもそもなぜそのように形容するのでしょうか。それにはまず、器という漢字の意味から考えましょう。
器という漢字には “ 物を入れる器そのもの ” のほかに “ 人の能力 ” を表す言葉としても使われています。人間の器が大きいとは、人であったり物事であったり何かを受け入れる能力が大きいということです。
成功者と器の大きさの関係
人間関係において感情というものは、鏡のようなもの。自分自身が使っている感情が、自分に向かって跳ね返ってくる場合がほとんどです。
器の小さい人は、自信のない自分を自信過剰で隠し、見栄を張ってしまいます。
自分を高める努力を怠り、結果が出なかったのを人のせいにします。それを横柄な態度として表面化させ自分の弱さを隠そうとしています。
他人に対して横柄に振る舞えば、その人はあなたに対して同じように恨みや不満などマイナスな感情を抱きます。傲慢なあなたの態度に、感謝して喜ぶ人はいません。
反対に、器の大きい人は、謙虚です。それは、「自分一人では何もできない」ということを実体験から知っているから。
部下や上司など、他人に謙虚に振る舞える人は、信頼され尊敬されるようになります。本当に大成功を収めている人は、器が大きく非常に謙虚な人が多いです。
人間の器が大きい人の特徴
器が大きい人とは一体どのような人のことを言うのでしょうか? ここからは器が大きい人の特徴9つをご紹介します。
1. 他人の間違いを許せる
器が大きい男性は、他人のミスを責めたりしません。一旦受け止め、状況を細かく聞いて一緒に解決案を考えます。
そして「大丈夫、大したことないよ。」とフォローもしてくれます。こんな男性が彼氏だったら……と女性も思ってしまうでしょう。
2. 感謝や謝罪が素直にできる
完璧に見える人でも、間違えることはあります。器が大きい人は、間違ってしまった時はしっかりと自分の間違いだと受け止めます。
そして、決して他人に責任を押し付けません。また、器の大きい人はお世話になった方には「ありがとうございます」という感謝の言葉を相手に伝えることができます。
自分のこだわりや不要なプライドは持たず、客観的にどうすべきかを判断して行動できます。
3. 物事の本質を見極めて行動できる
器の大きい人は、本当に大事なことや徹底して守るべきことを正確に判断し、必要に応じた行動をとることができます。
一時的な感情や目先の結果に振り回されることは決してありません。時には自己犠牲を払ってでも大切なものを守り抜こうとします。
4. 人を褒めるのが上手
器の大きい人は、他人を褒めるのが上手です。それは周りの人をよく見ているため、その人の良い面をしっかり把握できているからです。
そのため、褒める部分をしっかりと理解しており、相手の自尊心を高めることができます。それによって周囲の人との関係は良好になり、信頼関係もうまく築くことができます。
5. 誰にでも平等に接する
基本的に物腰が誰に対しても優しいです。社内だけで優しいなんてことはありません。
また、過去に言い争いやトラブルを起こしたような人に対しても、過去の出来事を水に流し、それ以前と同じように接することができます。
6. 感情のまま行動せず冷静に対応する
器が大きい男性は、感情の波があっても感情を上手くコントロールし冷静に対応します。これは、自分の感情の動きに敏感だからこそ、自分自身を上手にコントロールできるのです。
7. ストレス発散の方法を知っている
優しくて細かいことを気にしない男性でもストレスが溜まるもの。
人と触れ合えば触れ合うほど、自然にストレスは溜まってしまいますが、器の大きい人は溜まったストレスを上手に発散させています。
8. プラス思考
器の大きい人は、自分の機嫌を上げるために自分にとって一番いいことを考えています。つまり、プラス思考です。
世の中には自分の思い通りにならないことが沢山あります。そこでいちいち腹立てていると、周りの人もどう接したらいいのか困ってしまいますよね。
そうならないためにマインドコントロールできる人も、器の大きい人の特徴といえます。
9. どうでもいいと言える
器が大きい男性は、人の上に立つ器量があります。必要のないことをきちんと必要ないと言えるのも、器が大きいからこそできることでしょう。
どうでもいいこと、気にする必要のないことを「どうでもいいよ」と言えることも特徴の一つと言えます。
人間の器を広げる方法
それでは、実際に自分が器の大きい人間になっていくために、何をすればよいのでしょうか? それは、常に自分を律する心を持ち、こうでありたいという理想をイメージし続けることが大切です。
憧れの人をイメージして真似をする
- イライラせず笑顔で対応する人
- 同僚などの誕生日を覚えて、ちょっとしたプレゼントをしている人
- 店員に対しても丁寧な口調の人
人間としての器が大きく、人望のある人があなたの身近にいませんか? 例えばいつも友人に囲まれている人や、部下や上司から可愛がられているような人です。
周囲から大切にされ、愛される人というのは人望をもっています。まずはこのような憧れの人を探しましょう。憧れの人をセルフイメージとして持ち、その人の良いと思うところを真似していくことが一番やりやすい方法です。
身近にお手本が居ればその真似をしてみることで、自分にはない「学び」を得ることができるでしょう。
もし身近にお手本にできる人がいなければ、ビジネスで成功している松下幸之助の教えのような書籍をお手本に、その真似をしてみてください。
社会性を広げて価値観を増やす
- ひとり旅に出てみる
- 海外旅行に行ってみる
人間の器が小さい人というのは、利己的な物事の見方しかできません。つまり視野が狭いのです。その理由の一つとして、多様性や他人が持つ自分とは違う価値観などについての理解が浅いからという点もあります。
人間の器が狭い人は、人間関係や所属するコミュニティも狭い傾向にあるため、様々な人と関わり多様性を身に着けることで、物事に対する寛容性も得られるようになっていきます。
社会性を広げ、様々な価値観と触れるような体験を積極的に人生に取り入れてみましょう。
仕事以外のコミュニティを作る
- ボランティア活動を始める
- 趣味のサークルに所属する
- 習い事をはじめてみる
- SNSのオフ会に参加してみる
- 地域の活動に参加する
社会と関わる場所を増やすことで、多様性を身に着けて行くことができます。また、コミュニティが増えれば増えるほど、自分とは違う価値観で生きている人と触れ合えるようになります。
積極的に会社以外のコミュニティに属してみましょう。このように、会社以外にも所属するコミュニティを増やせば増やしてくほど、多くを学び人としての幅を広げることができるようになります。
成功したい男性は視野を広げ人間の器を広げることが大切
あなたがもし「人生の成功者になりたい」「ビジネスの世界で評価される人間になりたい」と考えているのであれば、仕事を頑張る以外にも、人間の器を広げ、磨く必要があります。
多くの成功者は、視野が広く様々なことに対して寛容です。人を責める気持ちを持ち続けたり、人によって態度をかえるような人望の薄い人は、たとえ成功者になったとしてもその栄光は長くは続きません。
人間の器を広げるなら、まず身近の憧れの人の真似から始めてみましょう。また、人間の器は一朝一夕で広げられるものではありません。人生のテーマとして、今一度考えてみてくださいね。