若白髪は老けて見える!男性若白髪の原因と対策まとめ
突然ですが、白髪まじりの男性に対する女性の印象は下記の通りです。
- 栄養が足りていなさそう
- 苦労している人なのだろうか
- 老けて見えため年上と感じてしまう
このように、20〜30代の男性が白髪まじりの髪の毛を放置していると、女性からはあまり良い印象を持たれません。
若白髪のある男性が実年齢通りの見た目を手に入れるためには、やはり黒々とした髪の毛が重要です。そこでこの記事では、若白髪の原因やその対策についてご紹介したいと思います。
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目次
白髪のメカニズム
毛髪にはメラニン色素があります。このメラニン色素を作るメラノサイト(色素形成細胞)が、髪を生みだす毛母細胞にメラニン色素を受け渡すことで、毛髪に色が付きます。
メラニン色素が何らかの原因で作られなくなると、毛髪は色を失い、光を反射して白く見えるようになります。これが白髪が生えてくるメカニズムです。
また、白髪には「休止型白髪」と「欠失型白髪」の2種類があります。
欠失型白髪
「欠失型白髪」は、メラノサイトそのものが減少もしくは欠失しているタイプをいいます。メラノサイトが欠失している場合、メラニン色素を作り出すことが出来ないため、黒髪に戻ることはありません。
欠失型白髪は加齢や遺伝によるもので、白髪の多くは欠失型タイプとなります。
休止型白髪
「休止型白髪」は、メラノサイトが残っているのに、一時的にメラニン色素の合成を行なっていないタイプをいいます。休止型白髪は病気、栄養不足、ストレスなどの影響が考えられ、黒髪に戻る可能性もあります。
10〜20代の若白髪は休止型白髪であることが多い
若白髪は、加齢によるものではないため生活習慣やストレス、栄養の偏りなどが原因であることが多いです。つまり、メラノサイトがまだ残っている休止型白髪のため、原因が改善されると黒髪に戻る可能性があります。
しかし、両親のどちらかが若い時から白髪が生えていたということであれば、遺伝なので欠失型白髪であることも考えられます。
また、30代を越えると加齢による白髪が出始めるため、若白髪ではない場合もあるでしょう。
若白髪の原因
10〜20代の若白髪の場合、多くは休止型白髪だと考えられます。休止型白髪は、考えられる原因を改善していくことで再び黒い髪が生えてくる可能性があります。
精神的ストレス
精神的ストレスを抱えていると身体は交感神経が優位になり、血液を収縮させてしまいます。
頭皮の血流が悪くなることで、髪の毛に栄養や酸素が運ばれなくなり、白髪が生えてきます。
有酸素運動や入浴、ストレッチなどで血行を促進させたり、副交感神経を優位にさせたりしてリラックスしてみましょう。
栄養の偏り
過度な食事制限や食事の偏りがあると、髪の毛にとって必要な栄養素が不足してしまい、白髪の原因となります。髪の毛に必要なタンパク質、チロシン、ヨード、ビタミン等を意識的して摂取するようにしましょう。
生活習慣の乱れ
不規則な生活習慣で十分な睡眠がとれていない場合、睡眠中に分泌される成長ホルモンが減ってしまいます。
成長ホルモンの分泌が少ないと細胞が弱まってしまうため、メラニンの生成が少なくなる恐れがあります。また、睡眠不足により自律神経のバランスが崩れると血行不良にもつながります。
今すぐできる若白髪対策
1. 食べ物
若白髪の予防・改善にはバランスの良い食事が基本となります。食事改善はすぐに効果は出ないため、継続して髪の毛に必要な栄養素を摂取する必要があります。
主な食材 | 働き | |
良質なタンパク質 | 全粒穀物、大豆、マグロ、カニ、牡蠣、赤肉 | 髪の毛を作っている |
チロシン | チーズ、納豆、豆腐、バナナ | メラニン色素を作る元となる |
ヨード | 昆布、ひじき、わかめ、海苔、とろろ昆布、もずく | メラノサイトの動きを助ける |
上記の他、ビタミン・銅・カルシウム・亜鉛なども若白髪の予防・改善に役立つと期待されています。
毎日バランスよく必要な栄養素を摂取するのは大変だと思うので、不足しがちな栄養素はサプリメント等で補足するのもおすすめです。
2. ヘアカラー
若白髪の対策として白髪を染めるカラーリングはもっとも即効性があります。
「イベントがあるので白髪を隠したい」「老けて見えるのが嫌なのでイメージを変えたい」という場合は、ヘアカラーが一番手っ取り早いでしょう。
ただし、市販で売っているカラー剤は、どんな髪質でも染まるように強い薬剤を使用しているため、少しでも頭皮や髪の負担を軽減したい場合は、美容室でのカラーリングをおすすめします。
美容室でのカラーリングは、髪質や頭皮の状態に合わせて薬剤の選定をしてくれますし、自分で染めるよりもムラなくキレイに染めることができます。
3. カラーシャンプー
若白髪をカラーリングする場合、少なからず頭皮や髪に負担をかけてしまいます。
頭皮や髪にはなるべく負担をかけたくないという人は、毎日のシャンプー・トリートメントで簡単に白髪を染めることもできます。
【おすすめ】利尻昆布 ヘアカラー シャンプー&トリートメント
無添加・ノンシリコンの利尻カラーシャンプー&トリートメントは、利尻昆布を含む27種類の天然由来成分配合なので頭皮や髪にも優しい使い心地となっています。
毎日使用する場合、3回目くらいから徐々に白髪が着色し始め、使用するごとに自然な色合いになっていきます。
色はライトブラウン・ナチュラルブラウン・ダークブラウン・ブラックの4色から選ぶことができます。
若白髪の原因と対策まとめ
若白髪が気になるからといって、引き抜いてしまうのはNGです。白髪の原因は毛穴にあるため、引き抜いたとしてもまた白髪が生えてきます。
また、何度も毛を引き抜くことで頭皮に負担がかかり、髪の毛が抜けやすくなってしまうこともあります。若白髪が休止型白髪の場合、黒髪に戻る可能性もあるため、原因に対して適切な対策を行うことが大切。
若白髪は無理に引き抜くのではなく、生活習慣の改善やストレス解消、食事の見直しなどを行いましょう。