グランドセイコーは人気がない? 若い世代にこそおすすめな6つの理由
時計ファンに長年愛される「グランドセイコー」の時計は、今もなお幅広い世代から人気があります。その一方で、若い世代からは「人気がない」という意見も聞かれます。
しかし、グランドセイコーは若い世代やまだあまり時計を持っていない人にこそおすすめできるブランドなのです。今回は、グランドセイコーは人気がないと言われる理由と、若い世代にこそおすすめの理由をお伝えします。
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目次
「グランドセイコーは人気がない」と思われている理由
出典:SEIKO
「グランドセイコーはよく聞くけれど、実際どんな時計かは分かっていない」という人は多いです。にも関わらず、グランドセイコーは人気がないと言われるのは一体なぜなのでしょうか? その理由には、
- デザインがださい
- オヤジくさく、その割に高い
という意見があるようです。
【理由1】デザインがダサい
現在、メンズ時計は国内・海外で多種多様なブランドが展開されています。昨今は、時計もファッションとしてデザインで選ぶ風潮があるため、時計にもオシャレなデザインを求める人が増えてきています。
デザインがカッコ良いことで有名なブランドでは、下記のようなブランドが挙げられが20代〜40代の男性に人気があります。
- ブルガリ
- パネライ
- フランクミューラー
ブルガリ
出典:ブルガリ/公式サイト | ブルガリ オンラインショップ
パネライ
フランクミュラー
出典:フランクミュラー
このように、一見して個性があるブランドと比較すると、「グランドセイコーの場合はデザインに個性がない」というのが、若い男性にダサいと思われてしまう理由の一つのようです。
【理由2】オヤジくさく、その割に高い
グランドセイコーを自分の父親や祖父が着けていた場合は、どうしても「オヤジくさい」というイメージを抱いてしまうかもしれません。
職場の上司が着けている場合も、自分が子供の頃に見てきた親の姿と重なり、それによって更に「年配の人が着けている」というイメージが強くなってしまうようです。
また、時計ブランドには様々な価格帯があり、男性の時計では平均が10万円のブランドから、100万円以上というところまで、価格の幅が広い業態となっています。
セイコーの一般的な時計が平均価格20万円とした場合、グランドセイコーの場合は平均で50万円ほどです。
ブランドにあまり魅力を感じていないと、デザインと価格のバランスに「高い」という部分だけが突出したイメージになってしまうかもしれません。
若い世代にこそグランドセイコーがおすすめな理由
「グランドセイコーは人気がない」と言われながらも、この記事ではなぜ「若い世代にこそおすすめ」と解説するのか、ここからはグランドセイコーの特徴やおすすめ理由をまとめます。
1. 海外ブランドに引けを取らない技術力
出典:SEIKO
グランドセイコーは「セイコー」という時計ブランドに属し、そのなかの高級ラインとして誕生しています。
ブランドの歴史が140年という中で、グランドセイコーは2020年で60周年を迎える歴史あるモデルです。
人気がないとも言われますが、商品開発や製造にかかる時間、資金を考えると、実際に人気がなければ廃盤になるのが関の山。グランドセイコーが長年愛されてきたのには、下記の理由がありました。
時計創造技術の実力
出典:SEIKO
ブランド時計を作る手法には、大まかに分けると二つあります。
一つは分業制と呼ばれるもの。
二つ目はマニュファクチュールと呼ばれるものです。
分かりやすく説明すると、分業制は「部品を、専門の会社から取り寄せて組み立てる」方法、マニュファクチュールは「部品までもを自社で製造する」方法になります。
セイコーは、マニュファクチュールに当たりますが、高級時計として知名度の高いロレックスはもちろん、更にその上に位置する三大高級時計ブランドも、同様に同じ手法を取っています。
マニュファクチュールで代表される時計ブランド
- パテック・フィリップ
- ヴァシュロン・コンスタンタン
- オーデマピゲ
- ジャガールクルト
- パネライ
- ランゲ&ゾーネ
- ゼニス
- ロレックス
- セイコー
同じ製造手法を取っているブランドの多くは平均価格が100万円ほど。
それぞれの手法に良さはありますが、海外の有名高級ブランド同様、自社一環で製造を行なうことは、技術力に自信がなければできることではありません。
2. 時計のメリットが凝縮されているスプリングドライブ
出典:SEIKO
世界を見渡してもこの技術を持つ所は他にない、セイコー独自の機械がスプリングドライブです。
時計には様々な駆動がありますが、機械式時計と呼ばれるゼンマイ式の時計と、電池駆動が多いクォーツ時計を併せ持った機械を作り出したのがセイコーです。
時計の駆動方法
腕時計の駆動方式にはデジタルを除くと
- 機械式(手動/自動)
- クォーツ
の二つがあります。
メリット | デメリット | |
機械式 | ・電池切れの心配がない ・長い年月を経ても使いたい時に使用ができる |
・1日単位で時間にズレが生じる ・価格が高い |
クォーツ | ・時間のズレが少ない ・価格を抑えて購入できる |
・電池切れの心配がある ・同電池の生産がなくなる可能性がある |
この両方のデメリットを打ち消し、メリットを兼ね備えたものがスプリングドライブです。
つまり、長い年月が経っても愛用し続けることが可能でありながら、時間のズレが生じにくいのがこの時計の特徴なのです。
3. スタンダードなデザインでTPOを選ばない
出典:SEIKO
時計の中でも主張が強くなく、どのシチュエーションにも合わせやすいのがグランドセイコーの長所でもあります。
歳を重ねるに連れ特に30代以降は、様々なイベントごとに出席する機会が増えていきます。
仕事では本社の役員クラスと会う機会が増えたり、取引先の上層部に会ったり。また、プライベートでは付き合っている相手の親御さんに会うこともあるでしょう。
そのような場面では、流行りのデカ厚時計をしているよりも、国産のスタンダードな時計をしているほうが良い印象を持たれる可能性は高くなります。
4. 実用的に使いやすいサイズ感
グランドセイコー SBGA211
ケースサイズ41mm×厚さ12.5mm
出典:SEIKO
HUBLOT ビッグバン ウニコ
ケースサイズ45mm×厚さ15mm
出典:HUBLOT/公式サイト
仕事でスーツを着たりジャケットを羽織ることを考えると、どうしても袖の邪魔にならない厚さと大きさが求められます。
デカ厚の代表格「ウブロ」の人気モデルと、グランドセイコーの人気モデルを比べた場合このような差があります。
このように比較をした場合、グランドセイコーは目立つ見た目ではありませんが、実用的であるという点が多くの票を集めていることがわかります。
5. 長く愛されるデザインで歳を取っても飽きにくい
出典:SEIKO
老若男女問わず時計を知らない方でも、シチズン、セイコー、オメガ、ロレックスは知っている方が多いでしょう。
それだけ幅広く知られているということが、消費者に安心と信頼を持たれている証なのです。
先に述べたように、機械式やスプリングドライブのモデルであれば、好みやライフスタイルが変わっても長く愛用することが可能です。
6. 実はあの有名人も着けている
出典:SEIKO
海外のブランドに比べると、グランドセイコーは若い方が着用しているイメージがないかもしれません。
ですが、ドラマなどでグランドセイコーが選ばれている場合もあります。
- 田中圭さん(ドラマにて着用)
- 向井理さん(バラエティー番組にて着用)
- 小山慶一郎さん(NEWS番組にて着用)
このように、清潔感があり仕事ができそうな印象のある方、またはそのような印象を持ちたい方に、グランドセイコーは向いていると言えます。
20〜40代におすすめのグランドセイコーモデル
着けるモデルや併せる服によっても、その時計の印象は変わってきます。若い人が着用し、服にも気を遣うよう意識をすれば、スマートでデキる男の印象を与えることが可能です。
そんな20〜40代の若い世代にはグランドセイコーの中でも下記の時計がおすすめです。
スプリングドライブ SBGA375
540,000円+税
出典:SEIKO
ダイヤルの色が特徴的なこちらのモデル。限りなく黒に近いミッドナイトブルーが採用されています。
クォーツの時計では見ることができない秒針の滑らかな動きが相まって、性別問わず高級時計の雰囲気を感じられる1本です。
仕事やプライベートまで服装を選ばない、汎用性が高いモデルとなっています。
スプリングドライブ SBGC203
860,000円+税
出典:SEIKO
男性人気が高い3つ目のクロノグラフ(ストップウォッチ機能付)タイプ。
スプリングドライブ搭載の上、駆動時間が3日と長いので実用的にも非常に優れた時計と言えます。
スポーティーな印象のこちらの時計はアクティブで責任感がある印象を与えます。
機械式 SBGH213
650,000円+税
出典:SEIKO
メンズ時計では金属のベルトタイプが主流になってきていますが、実は金属の場合、本来はカジュアルな時計として分類されます。
ドレスウォッチとしても使えるこちらの時計は活躍の場が広くなりそうです。
高級時計にも使われる秒針の青針がアクセントでオシャレさを醸し出します。
ジャケパンやポロシャツなどのスタイルと併せても崩れすぎない洗練された印象になります。
※価格は変動する場合があります。
初めてのグランドセイコーを「KARITOKE(カリトケ)」でレンタル
ビジネスシーンでは、年齢や職業、役職に相応しい腕時計を身に着ける必要があります。とは言いつつも、スーツやシチュエーションに合わせて付け替えるほど、時計を何本も持つことは現実的に難しいでしょう。
そこでおすすめなのが、ブランド腕時計を定額でレンタルできる「KARITOKE(カリトケ)」です。
今や数ある腕時計レンタルサービスの草分け的存在で、特にその品数と価格設定に定評があります。
ここからは早速、グランドセイコーを含め、ロレックスやパネライ、フランクミュラーなどの高級時計をレンタルできるカリトケの特徴とメリットをご紹介します。
「KARITOKE(カリトケ)」とは
カリトケでは4種類の料金プランが設定されており、プランに応じて借りられる時計ブランドが異なります。
例えば、高級腕時計の代名詞「ロレックス」がレンタル可能なのはプレミアム、エグゼクティブ会員のみとなります。
・彼女とのデートやここぞという記念日に特別感を出したい男性
・女子会や合コンなど他の人とファッションで差をつけたい女性
・営業職などで外回りが多い社会人
・洋服と同じように小物にもこだわりたいファッション好きの女性
・役職付きの人や高収入の方と仕事をするビジネスマン
・コンシェルジュやCAなど人に見られる職業の女性
・金銭的に余裕があり気軽に高級腕時計を楽しみたい男女
【メリット1】 気になる腕時計の使用感を確かめられる
店頭で時計を選ぶときは、実物を実際に見て、重さや実際の質感など写真や数字だけではわからない部分を比較します。
しかし、実際に購入し着けているあいだに「あれ?」と思った経験はありませんか?
時計を身につけて数日を過ごすと、思っていたよりも重く感じてしまったり、時計自体のサイズが大きく手の甲に当たってしまったり……。
その結果、着けること自体をやめてしまったという方もいるかもしれません。ですが、カリトケであれば、思わぬデメリットや見落としがちな使用感を確認できるため、購入する際の参考になります。
【メリット2】ライフスタイルに合うかどうか見極められる
時計を着ける人のライフスタイルには様々あり、デスクワークでPCを使っている人、水を扱う職業に就いている人など、性別や職業などによって異なります。
時計にもそれぞれ仕様という個性があり、防水性や磁気に対する強さなども違います。
例えば、会社員でPCを使用している人や放射線技師であれば、磁気に対して強い時計でなければ、すぐに時間が狂ってしまうなど、時計に不具合が生じます。
同様に、水を扱う職種であれば、防水やその圧を考えなければ、時計自体が壊れてしまう原因にもなります。
このように、選んだ時計が自分のライフスタイルに合っているかどうかは、実際に時計を着けて過ごしてみなければ分かりません。
時計を購入した後にこれらの不具合が生じれば、手間もお金も費やしてしまうことになります。
(参考:SEIKO SINCE 1881 参考:一般社団法人 日本時計協会)
【メリット3】手持ちの洋服やTPOに合うかを確認できる
洋服と違い、何十本も時計を持っているという人は極少数です。
また、洋服のコーディネートと着けている時計にギャップがあっては残念に見えてしまいます。
スーツにGショック、結婚式にパネライ、想像してみても何か違和感がありますよね?
その点、カリトケであれば気軽にレンタルできるため、あらかじめ予定されたイベントや仕事に合わせて時計をチョイスすることが可能です。
【メリット4】高級腕時計を購入せず身に着けられる
「新品を購入できるほどの経済的余裕がない」「中古品は嫌」という時こそ、カリトケがぴったりです。
グランドセイコーで言うと、中古品の場合でも20万円以上、更にそれに加えてオーバーホール(分解掃除)代がかかります。
しかし、カリトケであれば、グランドセイコーを1ヶ月約7,000円でレンタルすることが可能です。
高額なアイテムだからこそ、気軽にレンタルできるカリトケを使わない手はありません。
グランドセイコーまとめ
グランドセイコーに対するイメージと、現在のイメージに何か変化はあったでしょうか?
グランドセイコーは、日本が誇るブランドであり、その高い技術は「最高級レベルの実用時計」として評価されています。
時計は使用頻度が高いからこそ、満足するものを手に入れたいはず。
これを機に、ぜひあなたも長く愛用できるグランドセイコーを選んでみてください。