世界4大スピリッツの一つジン。美味しい飲み方とおすすめ銘柄10選
スッキリとした味わいとボタニカルな香りで人気急上昇中のジン。洋酒やカクテル好きの方におすすめのお酒ですが、その種類は実に様々。そこで今回は、これを選べば間違いなしの主要銘柄10選をご紹介します。
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世界4大スピリッツとは
「世界4大スピリッツ」とは下記4種類のお酒を指します。大人の男性なら誰もが一度は飲んだことのあるお酒のはず。
- ウォッカ
- ジン
- テキーラ
- ラム
蒸溜酒(=スピリッツ)を簡単に説明すると、醸造酒(発酵液)を熱し、水よりも低い沸点のアルコールを気化させ、もとの発酵液よりもアルコール濃度の高い液体にしたもののこと。ビール状のものを蒸溜すればウイスキーに、ワイン状のものはブランデーになります。
ジンとウォッカは何が違う?
元々、オランダで薬用酒として造られていたという歴史を持つジン。
蒸留される際にジュニパーベリー(ネズの実)や、ボタニカルな薬草成分を加えて造られるのがジンの最大の特徴です。
独特の鋭い切れ味や、口内に広がる香りは、薬草成分由来だから。どちらも無色透明の液体なのに、ウォッカとジンは何が違うのか……? 原材料を見てみると、
- ジン:大麦、じゃがいも、ライ麦など
- ウォッカ:大麦、じゃがいも、ライ麦など
あら、同じ。なのですが、いちばんの違いはウォッカの場合、蒸留した原酒を白樺の炭によってろ過させている点。
ジンに比べクセが少ないので、カクテルの材料として使われることが多いですよね。代表的なのがスクリュードライバー。柑橘類との相性も抜群です。
ジンで最もベーシックな飲み方はジントニック
ジンで最も人気のある飲み方といえばジントニック。クセがないのでアルコールが苦手という人でも、比較的飲みやすい飲み方です。
失敗しないジントニックの美味しい作り方
材料
- ドライジン45ml
- トニックウォーター 適量
- ライム
作り方
ジンとトニックウォーターの割合は1:3が基本です。
- ライムを切りグラスに搾る
- グラスいっぱいに氷を入れる
- ジン45mlをグラスへ
- 氷を狙ってゆっくりとトニックウォーターをグラスに注ぎ軽く混ぜる
キンキンに冷やしてストレートで楽しむのもおすすめ
アルコール度数の高いジンは冷凍庫に入れても凍りません。凍らせても、口当たりが多少滑らかになる以外、香りなどは損なわれないためご安心を。ロックで飲むのも良いですが、キンキンに冷やしてストレートで飲むほうが美味しいですよ。
押さえておきたい!ジンのおすすめ銘柄10選
1. Bombay Sapphire(ボンベイサファイア)
ボンベイサファイアはアルコール度数は高めの47度。
サファイア色のガラスから作られた四角いボトルが目印です。ヴィクトリア女王の肖像があしらわれたデザインも良いですよね。
2. Tanqueray(タンカレー)
ドライジンでありながら、すっきりとしたその味わいと個性的な香りが特徴のタンカレー。世界No.1とも言われるタンカレーは、文句なしの銘柄のひとつです。
3. WILKINSON(ウィルキンソン)
お手頃価格が嬉しいウィルキンソンのジン。初心者でも手が出しやすいジンの銘柄です。
4. BEEFEATER(ビーフィーター)
香り高さと味わいに定評のあるビーフィーター。定番銘柄のひとつです。
5. GORDON’S(ゴードン)
世界で初めてジントニックを生んだ銘柄として有名なゴードン。バランスのとれた香りと爽快感のある後味が特徴です。初心者にもおすすめ。
6. GILBEY’S(ギルビー)
圧倒的シェアを誇るギルビー。ウィルキンソン同様、お手頃価格なのも◎リーズナブルながら美味しさにも定評があります。
7. London Hill(ロンドンヒル)
12種類以上のハーブとスパイスで造られるジン。独特の香りがクセになりますよ。
8. BOLS(ボルス)
ウイスキーのような芳醇さが魅力のBOLS(ボルス)。年配の方にも人気のジンです。
9. Hendrick’s(ヘンドリックス)
価格は高めですが、まろやかな甘味とさっぱりとした口当たりがヘンドリックスの特徴。質の高いジンとは?をぜひ体感してみてください。
10. BLACK DEATH(ブラックデス)
個性的なラベルが目を引くブラックデス。若い世代や音楽好きの間で評判になり、少しづつ人気になりつつある銘柄です。ぜひ、お試しを。
ジンの美味しい飲み方とおすすめ銘柄10選まとめ
カクテルとして飲むもよし、そのままの風味を楽しむもよし、同じタイプや同じブランドのジンであっても商品によって味は異なります。
一本と言わず、二本三本と選びながら、お気に入りの銘柄を探してみてくださいね。
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