【食の好みが合わない恋愛】そのデメリットと上手くやっていく方法4つ
人間には生来持ち合わせている三大欲求として食欲・性欲・睡眠欲があります。
どれも生きていく上で欠かせない欲求ですが、「食」に関しては空腹を満たすためだけでなく、美食への欲求によって食文化が成り立っているといえます。「美味しいものが食べたい」それこそが人間の食欲だともいえるでしょう。
だからこそ、食の好みが合わないというのはカップルにとって重大な問題にもなり得るのです。
そこで今回は、食の好みが合わないカップルのデメリットや、食の好みが合わなくても上手くやっていく方法をご紹介します。
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目次
食の好みが合わない恋愛の理由3パターン
カップルそれぞれの「食の好み」が合わない理由は、だいたい3パターンになります。
まずは、実際にどんな食の好みの不一致があるのかをみていきましょう。
1. 食べ物の好き嫌いが違う
お互いの好きな食べ物、嫌いな食べ物がまったく違う場合、食の好みが合わないカップルだといえるでしょう。
どちらかの好き嫌いが多すぎる場合、好き嫌いが少ないほうが相手に合わせなければなりません。
また、男性に好き嫌いがたくさんある場合、女性からは「彼の好き嫌いに合わせて料理を作るのは大変そう」と、結婚後のことを考えてマイナスなイメージを持たれてしまう可能性もあります。
2. 味付けの好みが違う
地域によっても家庭によっても、味付けの傾向が異なります。
東北地方ではあまじょっぱい味付け、関西圏では比較的薄い味付けといった特徴があげられます。また、「お父さんが高血圧だったから薄味が当たり前だった」という場合もあります。
味付けの好みが違うカップルの場合、家で料理をして一緒に食べるとなると、味付けの好みが問題となってしまうことも考えられます。
3. 食に対する価値観が違う
食に対する価値観が違うことも食の好みが合わないということに繋がります。
どちらかというと女性は「おしゃれなカフェやレストランで食事したい」「たまには高級フレンチを食べたい」という人が多く、男性は「質より量」「ラーメンや丼ものなどB級グルメが大好き」という人が多い傾向にあります。
このような食に対する価値観の違いから、時にはケンカになってしまうことも……。たまには女性の意見を尊重し、ちょっといいお店に連れて行ってあげることも大切です。
食の好みが合わないカップルのデメリット
食の好みが合わないカップルは意見が衝突してしまうことがあります。どちらかが不満を溜め込んでしまった結果、別れてしまうこともあるようです。
食の好みが合わないカップルには以下のようなデメリットが考えられます。
- 相手の好き嫌いに合わせなければならない
- 相手の好き嫌いに合わせた料理を作らないといけない
- 飲食店が決まらない、または行きたいところに行けない
- 手料理が食べられない、または食べてもらえない
- 一緒に食事する時間がない
相手の好き嫌いに合わせなければならない
ほとんどの人は食べ物の好き嫌いがあるものです。
「どうしても納豆が食べられない」「どうしてもトマトが無理」など一つや二つくらいであれば、お互いに譲り合うことができ、気持ちの負担にもなりません。
では、例えば彼氏が肉好きなのに、彼女が肉嫌いだったらどうでしょうか。
一緒に焼肉やステーキを食べることができません。このようにどちらかが好きなものを我慢しなければいけないのは、ストレスになるでしょう。
相手の好き嫌いに合わせた料理を作らないといけない
今は共働きや家事分担が当たり前の時代ですが、料理となると女性側が担当することのほうが多いのではないでしょうか。
もしも、男性のほうが好き嫌いが多い場合、どんな料理好きな女性でも「相手の好き嫌いに合わせて料理をしなければいけない」ということにストレスを感じてしまうでしょう。
これから同棲したり結婚を考える人にとっては、「この人の好き嫌いに合わせて、料理をしなければいけなくなるのか……」と厳しく感じてしまうのが現実です。
飲食店が決まらない、または行きたいところに行けない
二人で食事デートに行くとき、好みが合わないと飲食店がなかなか決まらずにストレスになります。
「もつ鍋が大好物なのに、相手がもつ嫌いで我慢しなければならない」など、お互いに行きたいところに行けないというのも問題です。
また、彼女はたまには高級料理店にいきたいのに、彼氏は「もったいない」の一点張りで一緒に行ってくれない……というような、食に対する価値観の違いから不満が生じることもあるでしょう。
手料理が食べられない、または食べてもらえない
味付けの好みが合わないと、手料理を食べられなかったり、食べてもらえなかったりします。
あるいは、食べないと彼女が不機嫌になるから我慢して食べなければいけない……ということも。
将来的に同棲や結婚をする場合、頻繁に彼女の手料理を食べるようになります。そのとき、お互いに食べられないこと、食べてもらえないことに耐えきれなくなってしまうかもしれません。
一緒に食事をする機会が減る
食の好みが合わないと、ひとりで食べたり、食の好みが合う友人と一緒に食べたりするようになり、必然的に一緒に食事をとる機会が少なくなってしまいます。
カップルや夫婦にとって食事中のコミュニケーションはとても大切ですが、一緒に食事をする機会が少なくなると、すれ違いが生じてしまう可能性もあります。
食の好みが合わないカップルでも上手くやっていく方法
食の好みが合わなくても上手くやっているカップルや夫婦はたくさんいます。
大切なのはお互いに主張しすぎず、我慢しすぎず、お互いの好みのバランスを取り合うことです。
別々のメニューを作る
食の好みが全く合わないという芸能人カップル「藤井隆さん&乙葉さん夫妻」は、それぞれの好みの朝食を2種類作っているのだとか。
「お互い無理に合わせない」ということが夫婦円満の秘訣のようです。
別々のメニューを作るというのは料理を作る側に少し負担がかかりますが、それを苦としないのであれば有効な手段かもしれません。
各自のお皿で味を調整する
味付けの好みが違うカップルは、お皿に盛り付けた後にそれぞれの好みに味を調整して仕上げるのがベストでしょう。
料理を薄味ベースで作ることで、後から味の調整がしやすくなります。
お互いに納得できる味を作り出す
お互いに好みを主張したり相手の好みを批判するばかりでは折り合いがつきません。
少しずつ歩み寄り、お互いに納得できる味を作り出すことができれば、それがのちに結婚することになっても「家庭の味」となるでしょう。
お互いに相手の好みに慣れる
一緒に食事をする機会が多くなってくると、徐々に相手の食の好みに慣れてくるということも十分にあり得ます。長く一緒にいる夫婦が似てくるように、食の好みも似てくるのです。
そのためには、お互いに相手の好きな食を受け入れて、まずは一緒に食べてみることが大切です。
食の好みが合わないカップルは別れるべき
平均的に1日3回食事をする人間にとって、食の好みが合わないというのはかなり大きな問題かもしれません。
しかし、お互いに育ってきた環境が違うのですから、完全に食の好みが一致するというカップルのほうが珍しいのではないでしょうか。
もしも食の好みが合わないことでケンカが多くなったり、ストレスを感じたりして別れを考えているカップルは、お互いに納得できる方法がないか、上記でご紹介したことを試してみてください。
「食の好みが合わない恋愛」は、お互いが歩み寄り、バランスをとることが先ずは大切です。
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