【稀代のモテ男】作家 伊集院静氏に学ぶ男の色気

【稀代のモテ男】作家 伊集院静氏に学ぶ男の色気

Warning: Undefined array key 2 in /home/flam/geeq.jp/public_html/wp-content/themes/QOOL/functions/cta.php on line 152

先日、かつて銀座でナンバーワンホステスだったという女性とお話する機会がありました。

還暦を迎え夜の世界から引退されるとの事ですが、和服を粋に着こなし綺麗な頸をより美しく魅せる様は未だ美しく、女性の私からみても惚れ惚れするほどです。

その彼女は、「銀座という土地柄、色々なセレブとお会いしましたが、抱かれてみたいと思うほど男の色気を感じたのは作家の伊集院静氏でした」とおっしゃいました。

そこで今回は、プロの女性をも魅了する稀代のモテ男・伊集院静氏の魅力を探ってみたいと思います。

伊集院静氏のプロフィール

伊集院静氏のプロフィール

出典:伊集院静公式サイト

1950年山口県生まれ。立教大学野球部に在籍。
広告代理店電通を経て1981年作家デビュー。伊達歩のペンネームで近藤真彦の「ギンギラギンにさりげなく」などのヒット曲の作詞もする。
三度の結婚のうち、二番目の妻は女優の故夏目雅子。現在の妻は、同じく女優の篠ひろ子である。女優で作家の西山繭子は実娘。2016年に紫綬褒章を授章。

二人の超美人女優と結婚

二人の超美人女優と結婚

出典:デイリースポーツ

伊集院氏が稀代のモテ男として一躍その名を馳せたのは、女優・夏目雅子さんとの結婚です。

1977年当時、電通でCMディレクターを務めていた伊集院氏は、無名だった夏目雅子さんを化粧品のCMに起用。夏目雅子さんがブレイクするきっかけを作ります。

2人は出会ってすぐに交際を開始しますが、伊集院氏は既に結婚しており、不倫関係にありました。1980年に伊集院氏の離婚が成立してからも2人の関係は続き、1984年に7年の交際期間を経て結婚。

当時人気絶頂の美人女優との結婚は、多くの世の男性を驚かせ、ガッカリさせました。

出典:TBSオンデマンド

結婚翌年の1985年、夏目雅子さんは急性骨髄性白血病を患って27歳の若さで他界。
幸せの絶頂の中で最愛の妻を亡くした伊集院氏の悲しみは深く、ギャンブルやお酒に溺れる日々を続けていました。

その後、1992年に再婚しますが、お相手はヒットドラマ「金曜日の妻シリーズ」で当時人気絶頂だった女優の篠ひろ子さん。

「夏目雅子さんを偲ぶ会」において、夏目さんの兄の妻である元キャンディーズの田中好子さんの紹介で知り合ったのがきっかけとされています。伊集院氏にとっては3度目の結婚。

このとき、「何故、伊集院ばかりがモテるのか?」と世の男性のジェラシーは頂点に達したようです。

伊集院静氏の色気とモテる理由

伊集院静氏の色気とモテる理由

出典:集英社

容姿に関しては絶世の美男とは言えませんが、誰もが認めるモテ男である伊集院静氏。その魅力はどこにあるのか、モテる理由を探ってみました。

さりげない知性に漂う色気

伊集院氏の数あるモテエピソードの中でも、特に有名なのは漢字で落とすというもの。

「画数が多く複雑な漢字を目の前でスラスラ書くと大体の酒場の女性は落ちた」というエピソードがあります。例えば、この漢字。

薔薇(バラ)と読める人は多いですが、スラスラ書ける人は少ないと思います。こんな複雑な文字を目の前でいとも簡単に書かれたら「この人、知的!」と思ってしまいますよね。

続いて、この漢字。

この漢字はレモンと読みます。

男の色香漂う物憂げな表情をたたえた伊集院氏が、グラスのコースターを裏返してこの文字をスラスラ書き、「君。これって何て読むか知ってる?」などと言って女性を落とす。  正に「男の色気」を感じます。

破天荒でお金に執着しない生き方

破天荒でお金に執着しない生き方

出典:集英社

夏目雅子さんを亡くされた後の破天荒な生活は、氏のエッセイでよく知られるところです。

中でも有名なのは、ギャンブルにハマったこと。麻雀放浪記などで知られる同じく作家の阿佐田哲也氏らと全国の競輪場を巡り車券を買い漁ったことは、エッセイ『夢は枯野を―競輪躁欝旅行』(講談社)としてまとめられています。

夜は、ひたすら酒を飲み、車券を買い続ける。氏曰く負けた金額は、「ビル一棟分はイカれてる」との事です。エッセイの中にも、「原稿料の前借り」という件がよく出てくることから、注ぎ込んだ金額は半端ないものだったのでしょう。

出典:佳つ乃オフィシャルブログ

そんな荒れた生活を送っていた当時、熱愛の噂があったのが、祇園の美人芸妓佳つ乃さん。
郷ひろみさんとの交際で、花街以外でも既に有名になっていた伝説の芸妓でした。自堕落でお金に追われる生活の中でも、女性にはモテていたようです。

お金に執着がない伊集院氏は、金銭の扱い方に関するエピソードにも事欠きません。

ある日、珍しく車券が大的中し数千万の払戻金を受け取ったが、それをコンビニで売っている様な紙袋に無造作に入れて、そのまま祇園に飲みに出かけて行った。

同伴していた武豊騎手が、よく語る話です。

金は稼ぐが執着しない……。その潔さに惹かれる女性も多いのでしょう。

モテる男になるために役立つ伊集院静氏の名言

モテる男になるために役立つ伊集院静氏の名言

出典:伊集院静公式サイト

作家で名言集と言えば寺山修司氏が有名ですが、伊集院氏の名言も人気があるようです。
ここからは、伊集院氏の名言をいくつかご紹介します。モテ男になるためのヒントが沢山隠されているかもしれません。

私は「人の行く裏に道あり、花の山」という相場師の言葉が好きだ。全員が「安全だ」と向かっている方向には、絶対に間違いがある。
金は人がつくったものだ。そして、人がつくったもので、人が不幸になるのは最悪だ。金は確かに大事だが、人の品性、人格までも計るものじゃない。金に振り回されるな。
大人の男は、生き方の根みたいなところを外さないことが大事。「男はつらいよ」というのは素晴らしい言葉で、大したものですよ。
哀しみのかたち、表情は、どれひとつとして同じものがない。幸せの風景は似通っているけど、哀しみの情景は全部違う。

伊集院静氏の魅力まとめ

まもなく70代を迎える伊集院静氏ですが、現在も精力的に執筆活動を続けています。

人気のエッセイ集「大人の流儀」シリーズは、累計195万部突破のベストセラーで、2019年には第9弾まで巻数を重ねています。

Amazonで買う

不倫の末の結婚、妻と死別しギャンブルにハマってしまうなど、美談だけでは済まないエピソードも多い伊集院氏。

その波乱万丈の人生ゆえに、年齢を重ねてもますますアクティブに多くの人を魅了する文章が書けるのかもしれません。

現代の恋愛に迷える男性は一度、氏のエッセイを手に取ってみてください。何かしらのヒントを見つけることができるはずです。

<関連記事>なぜモテる?!知っておきたい男の色気特集も合わせてどうぞ

この記事のライター

enishi

北海道在住、旅行と写真が趣味のライター。ジャンルを問わず新しいもの好きで、情報収集を兼ねて食べ歩くのが日々の楽しみの元雑誌編集者。

この記事に関するキーワード

キーワードから記事を探す